黒板の綺麗な消し方
黒板消しとは
一般的には長方形の持ち手板に縦うねが特徴的なコーデュロイ生地でスポンジを包んだものを取り付けた物が多い。
ラーフルとも呼ばれており、オランダ語の「rafel(ボロ布)」が由来である可能性があるといわれている。日本でも九州の一部(主に鹿児島県・宮崎県)や愛媛県などでは黒板消しのことを「ラーフル」と言う地域があります。
綺麗に消す方法
消し方は主に4種類あります。
1)黒板消しを使う場合
黒板消しで綺麗に黒板を掃除するには「黒板消しの角度」と「消す方向」が関係していると言われています。
- 面板に黒板消しの布を斜め45度の角度で当てる。
- 優しくゆっくりと上から下へ一定方向に面板を拭いていく。
- 最後に一番上を端から端まで横方向へ、同様に一番下を端から端まで横方向へ拭き取る。
「斜め45度」の法則については理由が不明ですが、一定の力で拭き取ることで拭きムラが出にくいのかもしれません。「上から下へ拭く」についてはチョーク粉を下に落とす役割があります。掃除の基本ですね。黒板消しが汚れてきたらクリーナーなどできれいにしてから拭いてください。
2)マイクロファイバーの布を使う場合
汚れを吸着しやすいマイクロファイバーやナノファイバーの布を黒板消しに巻き付けることで、より綺麗に面板を拭く事ができます。水に濡らす必要もありません。
- 黒板消しもしくは同等の板にマイクロファイバー布を巻く。
- 一定方向に面板を拭いていく。
布はホームセンターなどで販売されています。少々値段がお高めですが、素早く掃除をされたい際には有効です。
3)布で水拭きする場合
黒板消しを使用しない一番お手軽な方法です。堅く絞った布で水拭きすることでチョーク粉が落ちます。
- 力を込めながらゆっくりと上から下へ一定方向に面板を拭いていく。
ただし、場合によっては水拭きした直後は綺麗になりますが、面板が乾くと薄くチョーク粉が残ることもあります。また、乾ききっていない時にチョークで板書すると、チョーク跡が消えなくことがあります。拭きすぎると塗料が落ちる可能性もあります。
4)面板を塗り直す(DIY)
最終手段として、どうしても綺麗にならない黒板はチョークボートペイントで塗り直すことができます。ホームセンターなどでペンキタイプやスプレータイプの取扱いがあります。
黒板以外の場所にチョークで落書きをされた時
コンクリート壁や道路などにチョークで落書きをされた時は、ブラシや歯ブラシ等で擦り落とす方法があります。自然の雨水でなかなか落ちない場合にお試しください。
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