黒板の歴史やチョーク、黒板消しについて

黒板のちょっとしたお話

黒板の歴史

学校や企業、店舗・事務用品から掲示板(行動予定表、スケジュール、カレンダー)や工事現場用まで幅広く利用されている「黒板」ですが、フランスからアメリカ、そして日本へ伝わったblackboard(ブラックボード)が黒板という名称のの由来です。

1870年代に国内初の黒板が製造され、大正初期には黒板製造メーカーが出て来ました。(それまでは仏壇屋、漆工芸屋などが製作して販売していたようです)

太平洋戦争後の1952年、黒板工業連盟が結成されました。その後、学校の校舎が木造から鉄骨造に移り変わるとともに全国的に広まり、マグネットの普及によって、黒板の表面素材は木製から鉄製のものが登場しました。

学校などの黒板は緑色が多いようですが、黒色だとチョークの白い線とのコントラスト差で目に負担がかかるため、緑色が利用されているようです。

現在では木製・スチール製・ホーロー製等があり、フレームも木枠からアルミ枠になるなど、耐久性に優れたものになっています。

チョークの粉が残るなどの理由で企業などではホワイトボードの利用や、より便利な電子黒板の利用も増えているようですが、ぬくもりのある木製黒板を使ってカラフルなイラストやメニューが書かれたチョークアートのメニューボードもカフェやレストランなどの飲食店などで壁に掛け利用されたり、店頭アピールに利用されています。

黒板用の塗料やスプレーなどもホームセンター等で販売されていますので、古くなったら環境にやさしいリサイクルにチャレンジしてみてはどうでしょう!

チョークのお話

チョーク(chalk)。白墨。主に黒板に文字や絵を書くための道具。
chalkとは未固結で泥質の石灰岩のこと。日本語では白亜といい、チョーク(白墨)の語源となっています。

本来は上記の白亜が原料ですが、近年では炭酸カルシウムや硫酸カルシウムが原料になっています。またホタテの貝殻や卵の殻も環境にやさしいエコ商品として再利用されているようです。

ビリヤードのキューの先端につける滑り止めの青い四角い物体。あの正体もチョークです。

粉の飛び散るのを少なくしたタイプのチョークや、2色を渦巻き状に加工してマーブル状になったチョークもありカラフルなメニューボードに利用されています。

黒板消しのお話

黒板消し、黒板ふき、クリーナーなどと呼ばれるチョークで書かれた文字を消す道具。
ホワイトボードではイレーサーと言うのが一般的でしょうか。

九州の一部の地域(主に鹿児島県・宮崎県)や愛媛県などでは黒板消しのことを「ラーフル」と言うそうです。由来はオランダ語のrafelという説が有力らしい。

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